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マッサージ療法には大きく分けて以下の2つがあります。 1つは主動マッサージまたは自己マッサージといい、自分でマッサージする健康方法です。もう1つは受動マッサージで、按摩師がお客様に対して施す方法で、本文で言うところのマッサージ療法です。マッサージ方法は同じではなく、良く使われるものは以下の8種類:(親指でつぼを)押す、なでる、(前へ)押す、つかむ、揉む、挟む、小刻みに揺らす、たたく等があります。 ただし、これらの8つの手法は単独で用いるわけではなく、何種類かを組み合わせて行います。 |
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| (つぼを)押す:指先または手のひらを使いお客様の身体の適当な部位をリズミカルに押す方法で、通常片手で行う方法と両手で行う方法があります。 両方のあばらの下または腹部に片手指圧法もしくは両手指圧法を用い、背中や筋肉の厚い部分には他に片手圧迫法を用います。左手を置き、その上から右手で軽く押す方法で、右手を置き、その上から左手で押しても構いません。 |
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| なでる:指または手のひらでお客様の身体の適当な部位を優しくなでます。指でつぼを押す方法や前に押す方法と一緒に組み合わせ、上肢や肩に片手で行う方法や胸部に両手で行う方法があります。 | |||
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| 推す:力を加えて押す方法で、片手または両手で行う2つの方法があります。これにはなでるのも含まれるためこの2つを組み合わせて使います。両手両足のような筋肉の多い場所にはよくこの方法を用います。指でもできますが面積が小さすぎるので、行うときは左手でお客様の腕をつかみ右手の親指と人差し指でお客様の指一本に行うかまたは右手の親指だけでお客様の指に行います。中国で受け継がれてきた推拿小儿(児)法は実際は推摩法なのです。 推摩には様々なやり方があります。親指は親指に人差し指は人差し指に、両手を合わせ横に立てて前に押し動かす方法を両手集中推摩法といい、推摩法の中でも最も効果的な方法の一つです。 |
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| つかむ:手で患部の皮膚をつかみ、少し力を入れて持ち上げる方法。 脚や筋肉の厚い部分によく片手で行います。 |
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| 揉む:按摩師がお客様の肌に手を当て円を描くように軽くなでます。片手と両手で行う方法があり、こめかみのように面積の小さいところは指で、背中などの面積の大きいところでは手のひらで行います。片手で圧迫して揉むのではなく、例えば膝から足首までの部分は、左手でお客様のふくらはぎを押さえ右手を左手の甲に乗せ力を加えてなでる方法もあります。 筋肉の厚いふくらはぎは両手で行うこともできます。揉むことによって鬱血を解消し血行が促進され、局部の凝りや痛み、疲れに効果的です。 |
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| 挟む:指で皮膚と筋肉を骨の上からつまみます。 つかむ方法と挟む方法は少し似ていますが、つかむやり方は手の全ての力を必要とし、挟む方は指がメインとなります。つかむのは力を強めに、挟むのは力を弱めにします。挟むのはマッサージでよく用いられる基本方法ですが、揉むのとよく組み合わせて行われます。挟むのには指先の押し出し作用が含まれ、筋肉をやさしく押し出すことで皮膚や腱の活動を活発化し、血液とリンパの循環を改善します。浅く挟めば冷えや鬱血を解消し、深く挟めば腱や関節嚢内部および周辺の冷えによる筋肉と関節の痛みを治すことができます。片手で挟む方法と両手で挟む方法がよく使われます。 |
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| 揺らす:小刻みに揺らし震わす(筋肉をすばやく震わせるように行う)マッサージ方法で、すばやくかつ短く、均等に行わなければなりません。毎秒10回ほど、つまり1分間に600回くらいが理想です。 親指を凝りや痛みを感じる部分に垂直に置き、腕の力全部を使って揺らすと同時に親指も小刻みに揺らす方法を一本指揺らし法といい、親指と人差し指、または人差し指と中指で局部や眉間を腕の力を利用して揺らす方法を二本指揺らし法といいます。 |
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| たたく:マッサージ後に行われます。もちろん必要であれば単独で用いても構いません。手の力の強弱のメリハリをつけ、しなやかかつ敏捷に行います。適切に行われればお客様はリラックスでき、さもなければやり方がよくないと言えます。 このやり方は主に両手を使います。よく使うものに側掌切撃法、平掌拍撃法、横拳叩撃法、竪拳叩撃法等があります。 側掌切撃法:両手を横に立て親指を上に、小指を下に向けます。指と指の間を1Bほど開け、手を下げたときに指を閉じ、上げるときに再びわずかに開きます。この上げ下げを両手で交互に行います。 平掌拍撃法:両手のひらを筋肉の上に置き、リズミカルに交互にたたきます。 横拳叩撃法:両手でこぶしを握り、手の甲を上に向け親指と親指をあわせ、指と手のひらの間に少し隙間を作り軽やかに元気よく、両手で交互に行います。これは主に筋肉の厚い部分、足腰や肩に用います。 竪拳叩撃法:両手でこぶしを握り、親指を上に小指を下にして立て、両手を合わせます。同じく軽やかに元気よく、指と手のひらの間に少し隙間を作ります。背中や腰に用います。 以上の4種類の方法は筋肉が厚めの部分、うなじや肩、背中、腰、太もも、すね等に使います。たたく力は最初弱めからだんだん強くし、再び強めから弱くしていきます。もちろん、ここでいう強めとはかなり強い力をいうわけではなくやや力を加えることで、お客様が気持ちいいと思う程度が理想です。スピードの面では、普通始め遅くだんだんと速くなり、遅いときは1秒に2回程、速いときは6〜8回程度にだんだんと増やしていきます。注意しなくてはならないのは、どの方法を用いる際にも始めの1回は強い力でたたいてはならず、柔らかさの中に力強さがあり、しなやかでだんだん強くなっていくのが理想です。手のひらを下ろすときは弾むように力強く、お客様が気持ちいいと感じる程度にします。たたくのは普通1〜2分もしくは3分程で良く、それぞれの状況において症状に基づき時間を多少延ばしたり縮めたりします。この方法はマッサージ後に行っても、マッサージ方法に組み合わせて行っても構いません。 |
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